愛・地球博2005年 5月 20日 第一回目の見学レポートです。万博八草駅からリニモに乗ってやってきた僕たちは、北ゲート入場すると一目散にTOYOTA館に駆けて いきましたが、辿り着くとすでに人の山!? 予約件をもらう人の列さえ長蛇のごとく…… TOYOTA館をあきらめた僕たちは、予め予約していた「日立館」「電力館」「ガス館」の時間がやってくるまで、 昼食を摂るために歩き始めました。 しかし、食事を取るためにも並ぶ並ぶ…… ここから参加者23名はそれぞれの好みに応じてバラバラになって行ったのです。 軽くラーメンとホットドッグを食べてから、板張りの歩道:グローバル・ループをゆっくり歩き、左右に広がる 池やゴンドラ、歩く人の群れを眺めていました。 「万国博覧会」という意味からも、各国のパビリオンを見て歩くことの必要性を感じながらも、時間調整の 意味がなくなっては仕方ないので、さらっと眺めてきました。 ループから見下ろした長久手・日本館と、聳え立つ「大地の塔」 ループを一蹴して辿り着いた「日立館」に着くと、予約入場口からすんなり入場、と思いきや…… 150分も待ってようやく先頭に辿り着いた、隣の列のおばあちゃんから厳しい質問がありました。 「みなさんはインターネットで予約したの?」 ドキッとしました。 僕は「事前予約」のからくりを殆ど知らないので、無責任なこともいえませんから いやぁ、僕たちは団体で動いているのでよくわからないんですよ ここに並べと言われただけなのですので…… さて、日立館……ニュースなどでご存知の通り、スコープをつけてふくろう博士と対話しながら進んでいく、 自然界への冒険旅行なのでそれなりに楽しいパビリオンでした。 日差しを避けるために買ったもりぞーキャップをかぶってポーズ! 次の集合はワンダーサーカス電力館でした。 乗り物に乗って、いくつかのテーマを持つ部屋を進み行くものなのですが、そのテーマがよくわからないまま 終わってしまいました。 それぞれの部屋がすばらしい見ものだっただけに、作りこみ次第ではもっといいものになりそうだと思いました。 僕は、581km/hを記録してギネスに登録したJR東海・超伝導リニア館に入りました。 実際に実験で使われた車両も展示されていました 画像と音声のみのパビリオンでしたが、超伝導リニアへの軌跡がよくわかり楽しめました。 画像も綺麗で、ゆっくり座ってくつろぐことが出来ました。 だいぶ疲れましたが、「下見に来た」僕としては「瀬戸会場」に行ってみないで終わることは出来ませんから、 北ゲート横の乗り場から会場間をつなぐ燃料電池バスに乗ってみました。 水素を原料に発電して走るこのバスは、低騒音、無公害車ですから、構造すらよく知らない僕にとっても 「すばらしい車」だと思えました。 瀬戸会場はあまり広くなくて、わらぶき屋根の「ウェルカムハウス」と「市民パビリオン」が見えました。 天水皿をバックに:板状の焼き物を組み合わせて大皿を作ったもの そしてその裏に回ってみると海上広場の先に「瀬戸愛知県館」と「瀬戸日本館」がどっしりと構えていました。 瀬戸日本館の退出口から全景を望む図 瀬戸日本館の中では、33人の若者が演ずるすばらしいパフォーマンスが見られました。 「日本館」と銘打っただけに「かつての日本人の生活」に想いを馳せる内容でしたから、僕はノスタルジックな 気持ちになりました。 そして同時に、そんな世界を知らないで育ってきたであろうこの若者たちがそれを真剣に演じ続けている…… そこにまた惹かれました。 瀬戸会場と長久手会場をつなぐゴンドラ乗り場 このゴンドラ、8人まで乗れて眺めもよく、その乗り心地もよくて一度は乗っていただきたいですね。 会員の「お奨め」は 1)アメリカ館 2)ドイツ館 3)長久手・日本館 4)東南アジアエリア でも、良いところはいくらでもあるでしょう。 人の心を揺り動かすものは、それぞれ見た人によって違うでしょうから。 2005年 6月18日 二度目の見学をしてきました。 栄に宿を取ったので、そこから東山線で藤が丘へ行き、リニモに乗って 終点の万博八草駅まで行って、そこから出る瀬戸会場行きのシャトルバス に乗ってみました。 これだと北ゲートからの入場時の混雑を緩和できるのかと思いましたが 瀬戸会場を見るつもりがないのであれば、これは時間の無駄だと言うことも わかりました。 瀬戸会場から戻るゴンドラから見下ろしてみると、万博会場駅の次で降り 東ゲートから入場することが一番良いのだと判りました。 次回はそうやってみようかな。 今日は10万人くらいの人が、会場に居たのではないでしょうか? 混雑が激しいので企業館は軒並み180~240分待ちになってました。 なので僕たちは、早めのランチとしてインドカレー&ナンを食べたあと ニュージーランド館やラオス館など、東南アジア各国のパビリオンを梯子。 なかなかに美味しいチキンカレーと、焼きたてのナン 帰りまでの時間と待ち時間を勘案して、アメリカ館に並びました。 映像がメイン(15分程度)でしたが、まずまずではなかったかな。 30度、不快指数80、アメリカ館のクーラーで命を吹き返した僕 名古屋市内から会場まで、スイスイ行けば40分くらいですが、乗車制限などがあるとそのたびに 20~40分のロスタイムですから、仲間を連れて行くときには綿密な計画が必要かと思いました。 ジャンル別一覧
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